九州西門教室のブログ記事
2016 03/22 19:18
たとい僕の肉体は ほろびても君達少数の人が(いくら少数にしろ)僕のことをながく憶えていて、美しいものを愛する心を育てて行ってくれるなら、僕は君達の その心にいつまでも生きているのです。(昭和18年2月9日。教え子からの見舞状への、返信の葉書。新美南吉。)
2016 03/22 18:48
おじいさんのランプ作 新美南吉現代語訳・編集 白水祐樹 かくれんぼで、倉の隅に もぐりこんでいた東一(とういち)君がランプを持って出て来た。 それは珍らしい形のランプであった。一緒に かくれんぼをしていた友達は、「何だそれ? 昔の鉄砲かア?」と言った。 東一君のおじいさんも、しばらく それが何だか分からなかった。眼鏡ごしに じっと見てか...
2016 03/15 18:56
【平成28年(2016年)「春の句」表彰式】 季節の句、今回は「春の句」、表彰式です! 受賞作を発表いたします。 ★★最優秀賞★★ ⚫︎福岡県 じゅんさん「満開の 花が咲きたる 有田焼」 写真も一緒に送って下さいました! お皿いっぱいに、はみ出さんばかりに咲いている花。この有田焼を作られた陶芸家のかた、どんな表情でこれを作ってらっしゃ...
2016 03/01 01:07
私のオリジナルカレンダー『a Forest County Almanac 〜 森の郷の暦 〜 2016年版』をお買い求め頂いた皆さんは、3月のページをご覧になるとお分かりの通りですが、今年は「季節の句」を春夏秋冬で募集いたしますよ!!(^∇^)「春の句」は、3月1日から応募受け付け開始!3月14日 締め切り、3月15日 表彰式で...
2016 03/01 00:18
私のオリジナルカレンダー『a Forest County Almanac 〜 森の郷の暦 〜 2016年版』3月のページに、雛人形を飾る習慣が庶民に広まったのは、いつ頃?また、もともとは誰が、何のために飾っていた?というクイズを出しておりました。その答えは…
2016 02/20 15:31
新着メールの無い携帯電話をいつまでも見ていると、悲しくなる。アツシは、ケータイを二階の自室の隅っこに置き去りにして、一階へと下りていった。どうせ、誰からも電話もメールも来るまい。ケータイを「携帯」してなくたって、構いやしない。 一階は、静かだった。父も母も、仕事に行っているのだろう。弟は、趣味のブレイクダンスの練習にでも出掛けているのだ...
2016 02/12 18:33
西門のブログにようこそ!! 九州西門教室の公式ブログです。リアル小説『外島アツシの挑戦』 連載中!!(ココをクリック)大学の文学部を卒業したものの、就職活動に失敗した挫折感から立ち直れない23歳の外島アツシ。アツシは、どうやって、どんな挑戦へと立ち上がってゆくのか…。俳句のページ(西門教室の句会)1月の句会 お題「モチ」 (投句は1月3...
2016 02/12 18:31
中国旅行記【大陸の街角で】その1〜 on the streets of the vast continent 〜 vol.12016年1月13日〜18日の六日間、中国へと出掛けて来ました。日本の常識をことごとく破壊される出来事の数々が面白くて面白くて、六日間と言わず一ヶ月ぐらい居りたか〜!って思う楽しさでした!!(^∇^)あまりに中身の...
2016 02/07 20:27
西門のブログにようこそ!! 九州西門教室の公式ブログです。リアル小説『外島アツシの挑戦』 連載中!!(ココをクリック)大学の文学部を卒業したものの、就職活動に失敗した挫折感から立ち直れない23歳の外島アツシ。アツシは、どうやって、どんな挑戦へと立ち上がってゆくのか…。俳句のページ(西門教室の句会)1月の句会 お題「モチ」 (投句は1月3...
2016 02/07 19:44
あの、「八重桜が綺麗ですね」という会話をしながら阪大坂(はんだいざか)を二人で歩いて登った日から、もう11ヶ月ほどが過ぎたろうか。 ああ。あの暖かな思い出も、今となっては幻だ。 今ごろ、また阪大坂には、ソメイヨシノが咲き始めている頃合いだろう。(だがそれも、今のオレには、何の関係もありゃしない) …例の、面接の後に階段を踏み外して足をひ...