太陽堂漢薬局のブログ記事
2014 08/12 09:31
昨日は、1日農作業で湯布院に行った。湯布院の標高800mの高原の中。小鳥や蝉の鳴き声の中で、沢を流れる涼しげな水音。木陰に入ると、今までかいていた汗が引くほど涼しい。木陰の中で上を見ると、アケビの実が有った。僕が育った鹿児島では小さい頃、夏にとって食べていたのを思い出す。久しぶりに見たアケビ。漢方ではこのアケビの蔓を「木通」と言う生薬で...
2014 08/01 16:26
先日、1年半ぶりに患者さんからお電話をいただいた。この患者さんは、23歳で第1子を出産。その後、病院のホルモン治療を受けないと生理もなく、排卵もない状態が続いていた。第2子の出産を望んでいるが、まず生理と排卵がある身体にしたいとの事で漢方相談に来られた。生理が来ない状態が5年続き、28歳の時から漢方治療を開始した。太陽堂で漢方治療を開始...
2014 07/21 06:59
一昨日に続き伝統漢方研究会の研修で、昨日は滋賀県の伊吹山の山頂へ。伊吹モグサで有名な伊吹山。実はモグサだけでなく、生薬の宝庫の伊吹山。当帰、升麻、トリカブト、天南星、独活・・・。様々な生薬を見ることが出来ました。写真は野生の升麻です。今日は、これから黄連の群生地に入ります。数年前にも行ったことのあるセリバ黄連の野生群生地。楽しみです。
2014 07/19 17:50
今日は伝統漢方研究会で薬草園の見学でした。場所は京都薬科大学の薬草園です。雨の中で黄ゴンの花が綺麗に咲いていました。黄ゴンは、柴胡剤等の数多くの漢方薬に配合される重要生薬です。以前に15年間程、僕も薬草園で講師をしていた経験がありますが、逆に他の先生の話を聞くのも楽しいでした、
2014 06/29 08:17
コンタクトをすると、直ぐに曇りコンタクトが出来ない患者さんがいた。結膜炎と考え、漢方薬治療をした。1ヵ月後、結膜炎は改善し、コンタクトをしても曇り難くなった。コンタクトが出来ずに不便だった患者さんが楽になり、良かったです。今日のブログはここからが本番。この患者さんは、ドライアイもあり悩んでいらっしゃった。驚くことに、同じアレルギーの漢方...
2014 06/06 12:14
発達障害、他動性障害、自閉症等を、糸練功では従来、精神神経症の一つとして「五志の憂」で診ていました。「五志の憂」とは、東洋医学で言う精神神経症のことです。五志の憂は、癲癇以外の精神神経症を全てひっくるめた概念です。最近、太陽堂漢薬局の数人の患者さんで、五志の憂以外に後頭部に反応が出る患者さんと側頭部に反応が出る患者さんが分かっています。...
2014 05/30 10:40
長女の子が喉が痛い・・・溶連菌に感染してしまいました。溶連菌、正式には溶血性連鎖球菌。孫の明日の運動会・・・残念。孫を診ると、風毒診に反応がありました。今まで風毒診には、ウイルスと真菌が反応することは判っていましたが、溶連菌にも反応していました。今までの太陽堂漢薬局の経験では、溶連菌に黄連解毒湯が効果があることが分かっています。今回は、...
2014 05/24 16:00
アレルギーの喘息や鼻炎、花粉症、アトピー等の人はアレルギーと食べ物で不思議な関係があります。春の花粉、杉やヒノキの季節には、ナス科の食べ物を食べると、アレルギーが酷くなる傾向にあります。ナス科は、茄子、トマト、ジャガイモ、唐辛子・・・梅雨が明けて、夏から秋は、特にブタクサの季節には、ウリ科の食べ物を食べると、アレルギーが酷くなります。ウ...
2014 05/21 19:14
最近の学会報告で「山梔子を服用し、大腸に色素が沈着」を見ました。日本で漢方薬として使われる「山梔子サンシシ」は、実は「水梔子ミズシシ」です。この「水梔子」は、本来は薬用ではなく、布や服の染色用の植物です。日本では「水梔子」を「山梔子」と呼ぶので、専門家でも混乱します。「水梔子」は、本来の漢方薬の原料「山梔子」とは異なった植物です。形状も...
2014 05/07 14:22
連休が明けた初日今日も朝からホームページのリニュアルをしています。少しづつですが、新しいページが出来ています。太陽堂漢薬局 PC・iPad版 →http://kanpo-taiyodo.jp/太陽堂漢薬局 スマートフォン版 →http://kanpo-taiyodo.jp/sp/index.htm夏には全部のページをアップできるように頑...