リフォームをやっている会社はたくさんある。「ありすぎてどこに頼めばいいのかわからない」というのが実情のようです。最近ではスーパーや電気屋さんなんかにも「リフォーム承ります」とか看板がかかっていたりします。新聞にはリフォーム会社の似たようなチラシがいっぱいはいってきます。ほんと、どこがいいのか、よくわかりませんね。
このようにリフォームをてがけている会社が多いのは「リフォームには参入障壁がない、誰でもどこでも始められる」からです。
正確には、法的な規制として、「1500万円以上の増改築、または500万円以上の内装工事には建設業の許可が必要」です。500万円未満は規制がまったくありませんし、また許可なくして工事をしても、取締りもほとんどありません。
かくして「にわかリフォーム屋」が多いのが実情です。完全に仲介業のみというふうな会社もなかにはあります。
また、参入・廃業が多いのもリフォーム業界の特徴です。安易な気持ちで、自宅で個人でやり始めて、うまくいかなかったらすぐにやめてしまう、といった類いも結構、あるのです。
万が一、クレームが起きてもバックアップ体制もありませんし、「去年、工事してもらったのに、もう会社がなくなっている。」というふうなことにもなりかねません。
やはり、依頼するのなら、少なくとも建設業の許可を受けていて、工事の実績が多数あり、バックアップ体制の整っている会社を選びたいですね。
ただ、あまり大手というのも、リフォームの場合は考えものです。アフターサービスやバックアップ体制が整っていたり、有名タレントを起用してテレビコマーシャルをしているので安心ですが、理由はズバリ、相場よりも金額が高い会社が多いからです。
なにかあったらすぐに対応してくれる地元の会社で、工事実績があり、親身になって相談してくれる会社、営業姿勢に共感できる会社を見つけてください。