誠花堂 八千代鍼灸院のブログ記事
2014 05/08 16:13
誠花堂の本棚を増設しました。天井、壁にぽっかりと空いたデットスペースを最大限活かすことに成功。頂き物で増えましたしね。。これでようやくすっきりしました。今回もハンズマンで材料を購入しました。誠花堂の半分は、優しさ・・・じゃなくてハンズマンでできています。
2014 04/30 18:34
『名家灸選』の勉強会をやったらおもしろそうだなと、随分前から思っているのですが、時間ばかりが過ぎて三年が経ってしまいました。鍼灸学校卒業したてのルーキーが、とりあえず引き出しを増やしておくのには、てっとり早い。もちろん学生のうちでもいいでしょう。学びたいという人が要れば、一緒に読み進めていくのもいいのですが、なにせ、誰もいないので放置し...
2014 04/28 22:06
先月から勉強会の会場として誠花堂を開放することになりました。ぼくたちの勉強会では、いわゆるセミナー形式の形態を取っていません。「お金を払えば、なんでも教えてもらえる」的な発想の方は、まず続かないでしょう。鍼灸師の勉強会で、鍼灸治療について学ぶというのは、ごく当たり前に思えます。でも、技術だけを知りたい人には、教えたくありません。お勉強だ...
2014 04/26 16:25
今月は、新たに本棚も設置したので出費だらけ。でも、治療費の値上げはしませんでした。むしろ、貧困層が日本社会でも定着してきた今だからこそ、本当はもっと安くしてあげたい。総中流階級などという時代は、もはや過ぎ去ってしまいました。鍼灸院のあり方も、時代と共に変わっていくべきなのでしょう。もっと、よい形にできないだろうか。
2014 04/10 16:14
「我々弓の師範は申します。射手は弓の上端で天を突きさし、下端には絹糸で縛った大地を吊るしていると。もし強い衝撃で射離すなら、この糸がちぎれる虞（おそ）れがあります。意図をもつもの、無理をするものには、その時天地の間隙が決定的となり、その人は天と地の間の救われない中間に取り残されるのです。 」オイゲン・ヘリデル 稲富栄次郎 上田武訳『弓と...
2014 04/09 18:26
人間の一生はせいぜい１００年なので、学べる範囲も広くはありません。その限られた時間を、一体なにに注ぐのか。それは、なにを諦めるかということでもあります。なにを「知らないまま」にしておくのか。人の健康にかかわる知識といっても、膨大です。毎日、アホみたいに医学書ばかり読む生活になって、まだ１０年ほどですが、諦めるとは、明らめることでもあると...
2014 04/08 15:20
「智に働けば角が立つ。 情に棹（さお）させば流される。 意地を通せば窮屈だ。 兎角にこの世は住みにくい」『草枕』夏目漱石味わい深い言葉です。さぁ、それではどうしましょうか。
2014 04/04 12:07
今年のさくらは短かったですね。短い命だから、といって拗ねることもなく、立派に咲き誇っていました。誰のためでもなく、自分のためでもなく、ただひたすらに咲いていました。人間は、花は散るからこそ美しいのだという。しかし、人間がどう思おうが、人類が滅びようが、千年後も同じように花はただ、ひたすらに咲き続けるでしょう。そうあってほしい。さくら一片...
2014 03/19 16:36
「昨日は何をしてた？」と、聞かれて、「鳩を追い回してた」と、目をキラキラさせながら、答える人には出合いません。子供の日常では、あり得る話です。大人は普通、そういう日常を過ごしていません。鳩を追うそしてまた、鳩を追うひたすら、鳩を追う鳩追いまわし健康法。この生産性のなさが最高です。
2014 03/14 16:34
『鍼灸OSAKA 111号』を見ていたら、『万宝鄙事記』貝原益軒 の紹介がありました。長野仁氏による解説です。面白いことが書いてあります。河原の超意訳です。「灸をするのに、春は春分の末、晴明の初めがよい。体内の陽気の発生を助けるので、春の余寒にも耐えられる。春の夜風や寒気によって風邪を引くこともない。タイミングが遅いと、体の気が倦怠して...
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