誠花堂 八千代鍼灸院のブログ記事
2014 03/07 14:57
餌を探すために、山から降りてきたタヌキたちが、人間の食べ残したものを、むしゃむしゃと食べた（と思われる）結果、アトピーになったり、アレルギー症状を起こしていると、以前聞いたことがあります。治療院にも、一歳にも満たない子供の喘息やら、幼稚園前なのに、すでに花粉症などで苦しむ、様々なお子さんが連れてこられます。僕が小さかった2.30年前より...
2014 02/27 17:44
自然とはなにか。【自然】 ①人間の力の加わらない、ありのままの状態。 ②ものの本性。そのものが本来備えている性質。本質。 ③ひとりでに。おのずから。ありのままで無理がない。 ④山や川、動植物などの天地のあらゆるもの。 『漢辞海』三省堂生物としての自然なありかたとは、果たして一体、いかなるものでしょうか。そういう地点から養生論...
2014 02/19 13:50
治療と養生はわけて考えましょう。と言い続けているのですが、そのまえに・・・。みなさんは、このような疑問を持ったことはありませんか。「食事などの生活習慣に気を付けてさえいれば、病気は治せるのだろうか？」「定期的に医療にかかってさえいれば、本当に大病せずに済むのだろうか？」健康に気を付けるために、食事のことをお話しされる方が大勢います。食事...
2014 02/14 19:16
「東洋医学では、脳はどのように位置づけられているのですか？」という質問を頂きました。古代中国医学の身体感に限定すれば、注目されていたのは、脳よりも腹腔内の臓腑であり、特に五臓（肝・心・脾・肺・腎）の存在を重視し、感情（怒・喜・思・憂・恐）の在り方と結び付けて語られてきました。脳はあまり関心の対象にはなっていません。注目度は低く、五臓六腑...
2014 02/06 18:35
プリザーブドフラワーを頂きました。とても可愛らしく、受け付けに置くのにピッタリです。はじめ、「ブリザードフラワー」っと聞いて、「凍らせてこうなるのだろうか・・・」と恥ずかしながら、無知全開。まったく分かっておりませんでした。いやいや・・・ブリザード じゃなくて、プリザーブドフラワー。なんですね。preserved flower。凍らせて...
2014 02/04 11:04
子どもの絵本紹介です。『ぼくのブック・ウーマン』ヘザー・ヘンソン＝文 デイビッド・スモール＝絵 藤原宏之＝訳 さえら書房はじめに読んだときは言いたい事が、よくわからなかったのですが、あとがきを読んで、ブック・ウーマンという仕事がある事を知り、ようやく納得が行きました。尊い仕事です。絵もとても美しい。一生懸命、声を出して、無心になって絵本...
2014 02/01 12:22
今日もとても暖かく、過ごしやすい日となっております。本格的な春はまだまだ先なのですが、身体は春に向けて動き始めているようです。先週あたりから、春の病の兆候が見られます。そんな訳で、「花粉症と鍼灸治療」のページを更新しました。いまや、花粉症が春の代名詞にもなっていますが、花粉症のように、鼻水、涙、眼の痒みなど、主に顔面に症状が現れるのが、...
2014 01/29 19:33
漢方薬に異変あり 伝統医療の覇権争いＮＨＫのクローズアップ現代という番組で、このような放送があったようです。専門家でもなければ、とても興味を持てなそうなタイトルですが、巡り巡って、私たちの生活にも関わってくる問題だと言えます。医療資源としての生薬が、枯渇していくというのも大きな問題です。ですが、別の視点から気になる事があります。伝統医学...
2014 01/24 11:26
患者さんに教わった事ですが、クラシックバレエは、あらゆる踊りの基礎のなるのだという。また、踊りを辞めてからは身体が固くなってきたとおっしゃっていた。以前、なにかの本で読んだ記憶なのですが、中国拳法では、童子功なるものがあるという。童子功は、あらゆる武術・武道をする上で基礎となる運動なのだという。生れてきたばかりの赤子は、とても原始的な状...
2014 01/23 10:45
「無駄をなくそう」という作為の元に、何かが減らされていくのでなく、「必然的に無駄がなくなっていく」のが自然であり理想です。捨てることが目的ではないのです。捨てすぎて、システムが崩壊するようなやり方は避けなくてはなりません。鍼を打つのも同じで、時間を短縮するために、鍼数を減らすのではなく、効果を最大限にするために、無駄を削いでいく。その結...
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